ここでは、ダムに不安感や恐怖感を抱いてしまう理由や意見についてまとめています。
今回は「あなたがダムに恐怖や不安を感じる理由について具体的に教えて下さい。」というアンケートを14名の方に実施し、まとめました。
ダムに不安感や恐怖感を感じてしまう方は意外と多いもの。
みなさん、いったいダムのどんな所に怖さを感じてしまうのでしょうか。
参考にしてみて下さい。
ダムに恐怖を感じる理由まとめ
理由と意見1
(女性 27歳)
人里離れた山奥に、人工的な立派で大きいコンクリートの塊が存在するという世界観が怖いです。
そして近くで見ると余計に大きくて、高くて見下ろすのが怖いです。
放水してる時は特に、どんなに離れていても自分も巻き込まれるのではないかという気持ちになります。
それからホワイトアウトという映画の影響もあると思います。
ダムというだけで怖いのに、雪山や殺人、閉じ込められるという要素が加わり余計に怖いです。
そのイメージも刷り込まれている気がします。
理由と意見2
(男性 30歳)
ダムは基本的に人里から離れた場所にあるイメージで、ああいう周りに明かりや人気の無い場所は苦手なので恐怖や不安を感じます。
昼間であれば多少は大丈夫かもしれませんが、夜は特に近づきたくないです。
昔みた映画やアニメとかの影響かもしれませんが、何か事件や事故が起きていそうなイメージもあり、夢に出てきそうで怖いですし少しトラウマのようなものを感じます。
静かな水面も引きずり込まれるような感じがあり抵抗があります。
理由と意見3
(男性 32歳)
生活用水の為に必要なのはわかるけど、あの大きさを見ると自然と足がすくむ。
テレビで見るだけなら遠目や横目で見ることはどうにかできるけど、時おり、これでもかと下から煽るように撮るカットがテレビで流れたときは、反射的に目を反らしてしまう。
あれはもう十分恐怖映像だ。
他人には変だと言われるけど、とにかくダムを見るだけで「崩壊する」とか「鉄砲水で流される」という考えが反射的に浮かんで、心臓が握りつぶされそうな感覚におちいる。
世の中にはすすんでダムを見たがる人が多いらしいけど、百万円もらえるとしても考え込むし、多分ダム目の前にしたら結局逃げ出すと思う
理由と意見4
(女性 33歳)
子供の時からどちらかと言うと想像力豊かな子供だったのですが、子供の頃にダムの放流を見ていて、ここで落ちたらもしかしたらどこかにぶつかって血まみれになるかもしれないし、ぶつからなくても水に飲み込まれて、息ができなくなって、目の前が真っ暗になって、2度と両親に会えないと考えた時になんとも言えない気持ちになりました。
当時は、漠然とお父さん・お母さんに会えないということが何よりも怖く、それからダムや水面が見える滝などを見るとあの時のなんとも言えない気持ちを思い出して、胸が苦しくなってしまいます。
理由と意見5
(女性 34歳)
玄倉川の事故映像を見てから、急な放水に恐怖を感じるようになりました。
水の力がいかに強大か思い知らされる事故でした。
同時に、あのまま決壊してしまったら、さらに大惨事になったのかと恐怖です。
それだけではなく、ダムの壁と水面に距離があるのも怖いです。
万が一落下して叩きつけられたら,とあまり想像もしたくありません。
ネットで話題になった「ダム穴」が一番怖いです。
静かな水面にぽっかりと開く穴。
「吸い込まれたらもう最後」という感じが半端なく怖いです。
理由と意見6
(女性 35歳)
観光などに行くとダムは景色のいい場所にあるのですが、やはり高所な場所なので、観光スポットみたいな場所から下を見下ろす時には、自分も吸い込まれてしまいそうな錯覚に陥ってしまい、とても怖く感じます。
あと、放流シーンなどをテレビで観た時も、落ちて行く水圧の音の大きさに圧倒されてしまうのと、台風などの災害が起きた時にどうしても「ダムは決壊してしまわないのか」という事が頭によぎってしまい、不安を感じます。
一つの地域での長雨情報を聞くたびに、その下に広がる町や村がある場合には特にハラハラしてしまいます。
理由と意見7
(女性 37歳)
小学生の頃に遠足でダム見学に行きましたが、あまりの大きさと高さに足がすくんだのを覚えています。
もともと泳ぎが苦手であるということもあって、海や川などは遠くから見ている子供でした。
水面を見ていると、小さい頃海に行ったとき、高波がきて浮き輪で溺れかけたことを少し思い出すからだと思います。
吸い込まれるような深みのある青さと圧倒的な水面の広さに不安感が重なる気がするので、私は写真や遠目から見るだけで充分です。