ここでは、転職が決まらないと悩んでいる方々のために、転職活動を経験した方々に聞いた転職活動において最も重要だと感じた事についてまとめています。
今回は「転職活動を通して、あなたがもっとも重要だと感じた事は何ですか?また、転職活動が上手く行かない方はどんな事に気をつけるべきだと思いますか?」というアンケートを転職経験者20名に実施してまとめました。
参考にしてみて下さい。
転職活動で重要な事まとめ
転職活動で重要だと思うこと1
(女性 23歳)
前職を辞めてこの仕事に就くべきだと思うポジティブな理由について、論理的に説明できることがもっとも重要だと思います。
私は就職から1年弱での転職を経験しており、そのときには仕事に対するやる気がないから辞めたのではなく、新しい仕事にポジティブな気持ちがあるのだということを積極的に示すようにしました。
転職活動が上手くいかない人は、消極法で仕事を探していることが会社に伝わってしまっているのではないかと思います。
ポジティブな理由を伝えることを意識するのが大切だと思います。
転職活動で重要だと思うこと2
(女性 25歳)
転職活動をして思ったのは、妥協とやる気だと思います。
どんな仕事がしたい?もしくはどういう仕事を探してるかと言われ、何でもいいと言うとやる気は感じられないし、かと言って条件びっしりだとなかなか仕事先が見つかりません。
なので私は最低条件だけ提示し、ここだけは譲れないというポイントを伝えました。
すると、すんなり転職先が見つかりました。
仕事内容、年間休日、給与、ボーナス、福利厚生、通勤時間勤務時間等希望は沢山ありますが、私は最低限の福利厚生と勤務時間で選ぶようにしてます!
転職活動で重要だと思うこと3
(男性 26歳)
転職で重要なのは、求人面だけでは判断してはいけないという事です。
求人に書いてある給料面には、すでに残業代が含まれている場合があります。
また求人に「転勤はなし」と書いてあっても、面接を受けて求人面を見せてもらって「転勤あり」と書いてある場合もあります。
さらに、「賞与無し」と書いてある場合もあります。
変な会社の面接に行ってしまうと、履歴書みただけで採用の会社もあるので気をつけてください。
会社見学した時に給料面を教えてもらえ、気にいらなくても入社をキャンセルできないので、面接時に給料面などを言わない会社は気を付けた方がいいです。
転職活動で重要だと思うこと4
(女性 26歳)
現在は、企業が求職者を求めるニーズが高まっているので、求職者自身に「企業を選ぶ」という権利があると思います。
私が取り組んでいた方法は、「最低限必要だと思う条件」と「あれば嬉しい条件」を書き出し、「最低限必要だと思う条件」を満たしている会社の中から「あれば嬉しい条件」を持っている会社を選ぶことでした。
現在は転職から半年程経ちましたが、楽しみながら仕事ができています。
自分にあった企業を妥協せずに探す事が、転職のポイントだと思います。
転職活動で重要だと思うこと5
(女性 30歳)
私は就職活動をしている時に良い印象を与えるより、本当の自分をさらけ出しながら、入りたい会社に自分がどんな貢献をしたいかを伝えることが大事だなと思いました。
印象を良くしたとしても、気を使ったり緊張したりはみんな感じる事だと思いますが、それよりも自分をさらけ出して、「この人が会社に入ってきたら期待を持てる」と思ってもらうことが重要だと思います。
頭が良いだけじゃダメだし、グイグイ行く力だけでもダメだと思うので、真正直なのが一番だと思います。
転職活動で重要だと思うこと6
(男性 30歳)
いつまでに仕事を変えるかはっきりさせておき、そのために辞めることは会社に伝えた上で活動するほうが良いと思います。
これまでに2回転職しましたが、そのどちらも会社には伝えず活動していました。
そのため面接の日程調整や内定をいただいたあと、入社時期の調整など苦労をしました。
友人は退職の旨を伝えてから活動していて、上司が割と手助けしてくれる感じで、面接の日程調整もやりやすかったそうです。
入社時期も退職時期も少し早めてもらえたそうです。
転職活動で重要だと思うこと7
(男性 31歳)
サービス業から電気工事士へ転職しました。
転職の理由って様々あると思いますが、多くが給与面と人間関係ではないかなと思います。
仕事のやりがいや楽しさは実際やらないと解りませんから、求人だけでは伝わってきません。
正直、仕事はやり方や流れ把握出来てきて結果が伴えば安定し楽しくなります、人間関係は上手くいかなくとも、自分の技術を上げてしまって立場が変わればいずれ解消されます。
短期で高額な報酬が欲しければ、それなりの厳しい世界へ入る事になりますが、ほぼほぼの方が安定を望めるかと思いますので、会社の福利厚生面を踏まえた上で、自分が選ぼうとしている業種が私生活でも活かせるかどうかが、仕事を選ぶ上で大事だと思います。
その仕事を通じて自分が何を学べるのかを考えてみて下さい。
それが私生活でも自然と生かせる事であれば転職は上手くいくはずです。
「給与は良いけど何も学ぶ意欲が沸かない」「仕事が理解できない」では、いつまで経ってもストレスでしかなく、継続は難しくなります。
目先の給与ではなく、何を学んでみたいかを探す事からスタートすると良い仕事に出会えると思います。
転職活動で重要だと思うこと8
(女性 32歳)
第一印象だと思います。
自信がない人は雰囲気が出てしまいます。
話し方も緊張していて棒読みに台本道りに話していて全く気持ちが伝わりません。
自信がある人はハキハキしていて明るく面接中に笑いを起こしちゃうくらいの人だと思います。
失敗してもいいんです。
最初の第一印象が大切です。
私はいかに覚えてもらえるかで、わざと入り口でつまづいてみて、「先程はすいませんでした。ついつい緊張してしまい、転びそうになりました。」など笑いを取ります。
転職活動で重要だと思うこと9
(女性 32歳)
トーク力がある人は面接で上手く行くんじゃないかと思います。
例えば、何社も転職していたらあまりイメージは良くありませんが、面接官が納得するようなポジティブな理由があれば、採用されると思います。
しかし、馬鹿正直に「給料に不満があった。」とか「人間関係が上手くいかなかった。」と言うと、上手くいかないと思います。
面接官が求めていることを察知し、すぐに対応できる柔軟さや頭の回転の速さも必要かな。
転職活動が上手く行かない人は頭の中で面接をシミュレーションして、何パターンかの答えを用意しておくといいかもしれません。
転職活動で重要だと思うこと10
(女性 33歳)
面接先の企業について徹底的に調べる事だと思います。
特に若い方の就職活動であれば、スキルよりも「どれだけ会社のことを調べているか」が合否の分かれ道かと思います。
その会社の歴史、強み、代表や役員について、組織図等。
面接をしていると、(選考させていただく側)志望動機が薄い人がとても多いです。
若い人ほど、「業界ナンバーワンだから」、「自分が成長できる環境だから」など、びっくりするほど当たり前のことばかり言ってきます。
しっかりじっくり会社を調べて、その上で、自分はなぜこの会社を希望するのか?どれだけ会社に貢献できるのか?真剣に考えてみると良いと思います。