ここでは、高齢出産で辛い・大変だと感じたことをテーマに、高齢出産経験の有る方々の経験談をまとめています。
日本産科婦人科学会によると、 35歳以上の初産は高齢出産と定義されています。
今回は「 あなたが35歳以上での初産を決断した理由や、出産について大変・辛いと感じた事を教えて下さい。」というアンケートを、高齢出産の経験者15名に実施してまとめました。
参考にしてみて下さい。
高齢出産の大変な事とは?経験談まとめ
高齢出産の経験談1
(女性 35歳)
結婚したのは30歳の時でしたが、長い間不妊治療を行っており、34歳で念願の妊娠、35歳で出産をしました。
高齢出産の大変なこととしては、子供が生まれてくるまで、心配が絶えないことが挙げられます。
具体的には、高齢出産は流産や子供のダウン症率が上がるため、無事に生まれるまで、本当に不安でした。
次に若い時と比べて体力が落ちているため、出産で体力をかなり消耗し、回復するのにかなりの時間がかかったことが挙げられます。
実際、出産後も寝不足が重なり、完全に体調が回復するまで一ヶ月近くかかりました。
高齢出産の経験談2
(女性 35歳)
自分のやりたい事をしてから結婚をしたので、35歳で初産に至りました。
高齢出産という事には特に不安はありませんでしたが、実際妊娠したら悪阻がとても酷く1ヶ月半の入院をしました。
また、妊娠7ヶ月で切迫早産になり、結局出産まで入院する事になりました。
年齢的にちょうど仕事の波に乗っている時だったので、突然仕事を辞めなければならなくなったのはとても辛かったです。
でも子供が元気に育つ姿を見ると悪阻の辛さ等忘れます。
35歳は高齢出産と言われますが、出産は若くても年齢関係なく大変です。
妊娠しても元気に働いている方もいますが、妊娠は人それぞれ違います。
どうか人と比べないで自分の身体と子供を考えたマタニティーライフを過ごして下さい。
高齢出産の経験談3
(女性 37歳)
36歳のとき初めて出産を経験しました。
高齢出産にあたる年齢のせいか、そこまでお腹の大きさが目立たない時期でも体がしんどく日々の家事が辛く感じました。
きっと、もっと若かったら体力もあって、お腹が大きくなってもそれほどしんどくはないんだろうなと、よく思っていました。
私は妊娠初期や安定期であってもだるい、しんどいと感じたら家事もそこそこにゆっくりさせてもらっていました。
ですので、妊娠月例関係なく辛いと感じたときは何もしないということも大事だと思います。
高齢出産の経験談4
(女性 37歳)
私は結婚が34歳でした。
子供は欲しかったものの中々できずに、タイミングを図るようにしていました。
妊娠は出来たものの、心拍が確認できなかったりと2回の流産をしました。
その後、不育症かもしれないと検査をしましたが原因はありませんでした。
逆に原因がないため途方に暮れていた時、ちょうど36歳で3回目の妊娠が分かりました。
今度もダメなら諦めようと決めていましたが、順調に授かりました。
しかし、授かるまでには体質改善のため体を温めたり食べ物に気を付けたりと努力しました。
やはり高齢になるとなかなか難しいと感じてしまいました。
高齢出産の経験談5
(女性 37歳)
36歳の時に第一子を出産しました。
ちょうど結婚を決めて話を進めている時に妊娠が分かりました。
夫とは以前にも妊娠した事があり、その時はまだ仕事のことを優先してしまい結婚も出産も考えられずに中絶しました。
しかし後悔ばかりしていたので、もう産む以外に考えられず、高齢出産という事は気になりませんでした。
特に辛い事はありませんでしたが、強いて言うなら体力面です。
若い頃より当然体力は衰えてきているので、授乳で睡眠不足だったり、ずっと抱っこしているだけで、体力的にはとてもきついです。
高齢出産の経験談6
(女性 38歳)
初産時の年齢は、36歳でした。
初産を決断した理由は、夫の年齢を考えても、自分の年齢を考えても、これが最後のチャンスだと思ったからです。
出産について大変だったのは、若い妊婦さんたちと比べると、やはり体力的に不安があり、先生や看護師さんから何かにつけて「気をつけてください」と言われ、義父母からも様子を尋ねる電話やラインが多かったことです。
高齢出産で初産でも、過度に気にすることなく、リラックスできる方法を見つけておけば、きっと無事に出産できると思います。
高齢出産の経験談7
(女性 39歳)
34歳で結婚、35歳で妊娠、36歳で出産しました。
妊娠中は、大きなトラブルもなく出産に臨みましたが、陣痛が長引き産道がなかなか開かず、結果的に緊急帝王切開での出産となりました。
体力をかなり消耗し、術後だったこともあり、産後の回復が長引きました。
年齢がもう少し若ければ、回復が早かったのではと思いました。
また、産後は目まぐるしい育児の日々が始まります、気力と体力がかなり必要ですので、1年でも若く出産した方が良いと痛感しました。