ここでは、幼稚園の役員の大変だと感じる事について経験者の意見をまとめています。
今回は「幼稚園の役員を経験した事がある」という方々を対象に、「仕事内容や大変だった事などの経験談を教えてください。また、これから役員を始める方々にアドバイスがあればお願いします。」というアンケートを20名に実施してまとめました。
幼稚園の役員決めは揉める事が多いようですが、実際、幼稚園の役員仕事はどんな事が大変なのでしょうか。
参考にしてみて下さい。
幼稚園の役員の経験談と大変だったこと
幼稚園役員の経験談1
(女性 30歳)
私は幼稚園の役員をした事があったのですが、イベント事がある度に話合いや文章作成をするのでもう大変でした。
協力してくれる人は先生しか居ないので、役員なんてなるものではないなと思いました。
役員を始める時は、「これは出来るけど、これは出来ない。」というのをちゃんと言っておかないと、後で何でもかんでも任せられるはめになるので、役員同士もめないようにちゃんと自分の気持ちや意見を言えるなら言った方が、色んな事がスムーズだなと思いました。
幼稚園役員の経験談2
(女性 35歳)
運動会前に暑い日に、前日準備が大変でした。
かなり暑かったです。
運動会は土曜日にあり、運動会準備は前日の平日のため、男性役員がいたら良かったですがほぼ女性役員ばかりでした。
幼稚園職員も女性ばかりです。
力仕事やテントなどは本当は男性のほうがスムーズにできたと思います。
女性役員に、暑い日の運動会の準備は本当に大変でした。
時間も真っ昼間で日射病になるかと思うくらいの大変さでした。
ちなみに、役員に対してお茶の支給すらありませんでした。
幼稚園役員の経験談3
(女性 36歳)
クラスで「交流員」という役員を5人でやっていました。
園からお願いされてやるものでしたが、園以外での保護者と子どもの交流をメインとするのが主な活動内容でした。
特に「これをやらなくてはならない」という決まり事がないだけにとてもやりづらく、ママのランチ会やクリスマス会、芋掘りなどのイベントを企画するにしても、なかなか人数が集まらずに苦労しました。
しかし、PTA等の役員とは違って逆に自由にいろいろなことが出来たので、他の保護者からは「やってもらって有り難かった」と感謝されましたし、「楽しかった」と言ってもらうことが出来てやりがいはありました。
園の事を全く知らない年少でこのような役員を受けるのは大変だと思いますが、後から考えると知り合いも増えてよかったかなと思いました。
幼稚園役員の経験談4
(女性 36歳)
運動会などの行事はそれぞれ分担があり当日だけではなく、事前に何度か打ち合わせがあったりと大変でした。
でも、役員をやることで子供達を身近でみることができ、バス通園なので園での様子が分からなかったので役員をやることで少し身近に感じられました。
お遊戯会などで衣装を手作りする際も役員が取りまとめをするので、他の保護者の意見を聞きながら全員がやりやすいようにするのは難しかったです。
また同じクラスの保護者との連絡方法も、「ラインのグループは遠慮した」という方もいたり「Eメールのみ」という方もいたりと、そういう点も難しかったです。
幼稚園役員の経験談5
(女性 37歳)
役員の仕事というのは、言ってしまえばボランティアのようなものです。
なので役員になったとしても、一生懸命やる人もいれば人任せな人もいる。
もっとひどいと、役員の仕事に全くノータッチの人だっています。
そのお陰で本当にストレスが溜まりまくっています。
これが仕事だったら「お金のため」とある程度割り切れますが、役員となるとそうはいきません。
仲の良い友達でもなければ、はじめましての人だっています。
そのような人達と一年間仕事をしなくてはいけない。
自分だけ何故こんなにやらなくてはいけないの?と腹の立つことも多々ありますが、そこは「一年間の辛抱」と割り切ってやると良いと思います。
幼稚園役員の経験談6
(女性 37歳)
仕事内容は「夏祭りの準備のお手伝い(ポップコーンを詰める・チケット売り等々)」や「クラスの代表として幹事会に出席する」などでした。
幹事会の中でも役職があり、私は会計になってしまったため、銀行での入出金や帳簿の記入など大変なところもありました。
(みんなから集めた大きなお金を扱うというプレッシャー)
それでも他の幹事さんと協力したり、クラスの違う親御さんと交流できたり、また園側の状況や考えを知ることができ、有意義な1年だったと思っています。
幼稚園役員の経験談7
(女性 37歳)
女性の1番の仕事は、イベントごとでの食べ物の出店です。
1週間ほど前に集まれる役員で買い出しに行き、イベント前日からおでんなどは仕込みなどもします。
男性や会長は行事ごとのあいさつ、役員は運動会や発表会の時の力仕事が主でした。
私は役員を5回経験し、そのうち会長を一回務めました。
立候補の役員さん(友達同士)は良いのですが、クジで当たった役員さん(知り合いがいない)の中でも、特に人見知りの方に声をかけたりするのが大変でした。
私も人見知りな方なので。
幼稚園の役員をすると一生のママ友ができるとよく聞くので、これから役員をされる方は人見知りせず、いろんな方と関わるのがオススメです。
幼稚園役員の経験談8
(女性 38歳)
私のところの幼稚園の役員選出の方法は、まずクラス単位で抽選で選ばれ、そこから選ばれた方の中からさらに会長・副会長をまた抽選で決める方式でした。
そして、私は全て引く形となり会長に決まりました。
仕事をしていたため、私は夕方もしくは土曜に参加するという形でした。
周りも仕事をしている方が多く、だいたい平日の夕方に集まりが多かったです。
仕事内容は想定内でしたが、役員をしているのでママ友同士の会話にはかなり気を遣いました。
もちろん悪口的な内容には関わらないようにし、行動に気をつけました。
特に会長という立場でしたし。
そこだけを気をつければ、あとはうまくやっていけると思います。
幼稚園役員の経験談9
(女性 38歳)
娘の幼稚園は何かと保護者参加型の園で、役員ともなれば行事が目白押しです。
親睦会、運動会、バザー、慰労会、お別れ会とあり、毎月作業役員準備に追われていました。
各クラス4名の役員が選出されるのですが、人間関係も大変です。
誰かに負担が掛かったり、気が合わなかったり、役員になった事で揉めたりするパターンもよく目にします。
バザーでは、最寄りの企業に広告掲載を依頼したりと、営業マンさながらでした。
無事に任期を終えたら達成感はありますし、役員になれば良い事もあります。
幼稚園役員の経験談10
(女性 40歳)
抽選で私立幼稚園の役員が当たってしまい、今年度活動しています。
前任の方々は「例年どおりの仕事をなぞるだけだから」とおっしゃっていましたが、引き継ぎして早々に園の駐車場問題が起こり、今年度から大変大きな変更をせざるをえない状況になりました。
また例年集まって話し合いの中で決めていたクラス委員を、今回から立候補が不足(or過剰)しているクラスは抽選で決めることになり、その告知がされたのが設定日の1週間前。
変更の手紙を配布し、決定方法が変わったため立候補意思のアンケートを取り直し、正直よくわからないまま抽選日を迎え、バタバタの中でなんとかやり終えました。
しかし、やはり後から「私はできません」と言う方が出てきたり、立候補したのに漏れていたという方がいたり、電話対応窓口になっていた私は自宅やスマホが鳴る度にとても気が滅入りました。
例年1日で決まるはずのことが、結局GW前まで2週間くらいかかってやっと落ち着きました。
ただ、最初の仕事で洗礼を受けたので、その後の仕事は変更があっても時間に余裕があることもあり、問題なく対処できるようになりました。
年度始めと年度末以外にはそれほど大きな仕事も無いため、「例年どおりの仕事をするだけならば、思ったより大変なことはない」と言うのは本当だったなと思います。