世の頑張るママにとって、保育園の問題はつきものです。
どのような保育方針の保育園にするか・園庭の広さ・遊具の数・園舎の雰囲気など様々ですよね。
その悩みだけではなく、一番ぶつかってしまうのは「何歳から預けたらいいのか」です。
「3歳までは一緒にいた方がいいのではないか?」
「それとも、もっと早くから預けるべき?」
今日はそんな問題について考えてみましょう。
1.そもそも何のために保育園に預けますか?
まずはここです。
子供を保育園に預ける理由として多いのは、ママたちの職場復帰のためですよね。
近年は女性の社会進出が積極的になり、キャリアを積む女性がたくさんいます。
きめ細やかで何でも気がつく女性は、会社の舵取りとして大変貴重な役割をしています。
出産後何年育児に時間を置くかによって、会社での立ち位置が変わってしまったり、帰るに帰ることができなくなる場合も大変多いです。
また、本当は働きたくなくてもシングルマザーで働かざるを得ないママや、ご主人のお給料だけではなかなか食べていけず、家計を手助けするママもたくさんいます。
しかし、それは全て生活の為であり、可愛い我が子に苦労をさせない為です。
保育園に預けることを躊躇わずに、勇気を出して保育園申請をしましょう。
2.遅い方がいい?早い方がいい?
保育園に申請する勇気を持っても、いざとなると躊躇してしまうのがママの心です。
「働きたいけど、母親としてある程度は成長を間近で感じたい。」
「誰かに預けてしまうことに罪悪感を持つ。」
というのは当たり前に生まれる気持ちです。
しかし、あえて0歳児から預けてみませんか?
保育園に子供を預ける時期として、早すぎることは全くありません。
むしろメリットがたくさんあります。
3.優しい気持ちを育てることができる
早いうちから他の子どもたちと関わることができ、子ども同士の交流は同い年の限定されたものではありません。
就学前の大きなお兄さん、お姉さんと関わることができる他、あなたの赤ちゃんが大きくなった時、今度は自分よりも年下の子どもたちに自然と優しくすることができるようになるでしょう。
兄弟姉妹が少なく、子どものうちから人と人との繋がりが薄い中、人と付き合うことが不器用で苦手な子ども、他人の気持ちを汲み取れない子どもが大変多いです。
様々な年齢の子どもたちと関わることは大変メリットの多いことです。
4.何でも出来る子になる!?
保育園は生活に必要な基礎的なことをママの代わりに教えてくれます。
幼稚園に入る子は、ママとずっと一緒だった為、なんだかんだママがやってしまうことが多く、例えば同じ3歳児でも大変幼さが残ります。
ボタン1つかけることも、初めて集団生活を送る幼稚園生よりも、0歳児から保育園に通い続けていた子の方がはるかに自立しています。
これは、保育士さんが粘り強く子どもの可能性を信じ、子どもの「やろう」という挑戦する気持ちを見守り後押しするからです。
家にいるとついつい時間に追われて子どもの挑戦に手出しをしてしまい、自立の芽を摘んでしまうことが多いです。
早くから保育園に入れることで、お着替えもお片付けもとても上手になります。
早いうちから生活する為に必要なことを子どもに伝えることは、その後の生きる力強さにも繋がります。
なんでも積極的にできる子にしませんか?
5.育児の悩みや喜びを共有できる
保育園に通うと保育士さんとママの交換日記のような、連絡帳があります。
そこには保育士さんから一日の出来事が書いてあります。
できなかったことができたり、食べられなかった物が食べることができたり、離れていても我が子の成長を感じることができます。
疲れた時にも保育士さんからの一言で、疲れが飛んだり癒されたり、改めて仕事を頑張ろうと思うことができますよ。
また、育児の悩みも一人で抱え込む必要はありません。
実家と離れているママにとって、保育士さんはヒーローのような存在です。
子どもの成長を育てるプロの保育士さんの話は、大変参考になります。
育児の喜びや辛さを共有できることはとても素晴らしいことです。
近所付き合いも薄く、子どもも少なくなかなか育児のことを話すことができない今、保育園に預けて保育士さんに相談できる環境ほど、心強いものはありません。
○最後に
預けるか預けないか、最終的な判断を下すのはママ次第です。
あなたのお子さんはママの頑張りを理解していますし、誰よりもあなたを応援しています。
育児書に書いてあること、友人の考えを鵜呑みにする必要はなく、保育園に早くから預けることは決してマイナスなことではありません。
むしろ、早くから預けることで様々な体験をさせてあげることができます。
ママは仕事を頑張って、子どもはその間に他の子が体験できない世界を見て、色々なことを学んでくる。
一石二鳥です。
ママの愛する気持ちはたくさん伝わっています。
保育園に預けることを躊躇わず、思い切って預ける勇気と上記のメリットを経験してみませんか?
子どもの自立はママの自立ですよ。
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