高齢出産の経験談8
(女性 39歳)
36歳の時に第1子を出産しました。
それまで結婚願望もなく、ましてや子供を産みたいと思った事もなく、仕事ばかりしてきたのですが、32歳の時に今の主人と付き合い始めた頃から、さりげなく母親のプレッシャーを感じるようになりました。
例えば、テレビを見ていて可愛い赤ちゃんが映ったりすると「あーもう一度あんな小さい赤ちゃん抱っこしてみたい」とか、若い俳優さんを見ながら「本当は息子も欲しかった」とか。
私には一つ上の姉がいるのですが、自由奔放な上に放浪癖もあり、また無類の外人好きで、作る恋人はみんな外人。
結婚して海外に住みたいと常々言っていて、「親の面倒はあんた見て、家もあんたが相続して」と言われ続けていたので、私自身も両親の老後の面倒は看るつもりでいましたし、両親もまた姉には一切期待していない所があったので、もし、親孝行という意味で孫の顔を見せられるのは私しかいないだろうなと思うようになりました。
(姉は結婚願望はあれど毎度長続きしていなかったので、私も両親も結婚は無理だろうと思っていたので)そういう経緯もあり、主人との結婚を決め、35歳)
で、妊娠36歳で出産となったわけですが、妊娠自体は結婚して1年で出来たので比較的スムーズにいったような気がしています。
元々楽観的な方なので、高齢出産だとは分かっていましたが、まぁそのうち出来るだろうくらいの気持ちでいました。
出産に関して辛いなぁと感じるのは、出産そのものよりも、妊娠8ヶ月以降〜産まれるまでと、むしろ産まれてから現在に至るまでです。
妊娠8ヶ月以降は、とにかく体が重い、だるい、疲れやすい。
そして、出産してからは育児が想像以上にハード過ぎて体力が追いつかないのです。
慢性的な睡眠不足と疲労感、24時間365日休みなく子供に振り回される毎日。
もし、あと10歳若かったら、もう少し体力的な面だけでも楽だったかもしれないと何百回も思いました。
なので、将来子供を産みたいと思うのであれば、やはり30歳前後には産むのがいいのかもしれないと思います。
その上で、高齢出産に悩んでいる方にアドバイスをするとしたら、とにかく悲観的にはならない事。
女性のホルモンバランスは心因的な面に左右されるのがすごく多いと思います。
ストレスが多いとホルモンバランスが崩れやすいので、出来なかったらどうしようなどネガティブにならず、気楽に過ごす事が大切じゃないかなと思います。
また、万が一妊娠出来なかったとしても、それも人生の選択の一つだと思います。
私は出産をし、現在子育て真っ只中ですが、結婚し、子供を産む事は必ずしも
女性にとって絶対の幸せではないと痛感しています。
子供がいなくても幸せな夫婦はいますし、結婚をしていなくても幸せな人はたくさんいる。
私は、もし人生をやり直せるとしたら結婚も出産もしません。
その方が自分らしく生きられると気づいたからです。
なので、なかなか妊娠出来ない、不妊治療をするべきか悩む、不妊治療を続けていても結果が出ない、など、悩む事はたくさんあると思いますが、妊娠出産する事が人生の全てではないと割り切る事も選択肢の一つとしてあってもいいのでは、と思います。
高齢出産の経験談9
(女性 40歳)
結婚したのは30歳でしたが、3年できずに後4年不妊治療をし、37歳で授かることが出来ました。
年齢的に自分の体力の心配や子どもの発達の心配はありましたが、それよりも子どもが欲しい、という気持ちの方が強く不妊治療のリミットである42歳までは頑張ろうと思っていました。
高齢出産になるので、歩いて直ぐにクリニックがあるのですが、大きい病院で出産しました。
私は無事何事もなく出産することができましたが、念には念を入れて病院選びはするべきだとおもいます。
高齢出産の経験談10
(女性 41歳)
一人目の出産時はかろうじて36歳でしたが、産んだ3ヶ月後には37歳でした。
結婚事態が33歳の時でしたので、全てのスタートが遅かったのが全ての始まりでした。
高齢出産にはリスクがありますが、学生の時にろうあ者やダウン症・自閉症など支援学校に通っている子との関わりがあったので、障害を持って生まれてくるのならその子の個性と思っていました。
幸い生まれた子たちは障害なく元気に育っています。
【生まれた子たちは】と言うのには、高齢出産と関わりがあるかは不明ですが、35歳の時2回妊娠しましだが、9週と10週迄しか成長せず心拍すら確認できなかったという経験があります。
子供が居ることが全てではないと思いますが、産みたくても産めなかった(生んであげられなかった)人もいます。
育てられなければ里親にだしても構わないと思います。
2回育たなかったとき、虐待や赤ちゃんポストのニュースを観て「育ててあげるよ!」と何度もおもいました。
出きる限り生んであげて欲しいと思います。
高齢出産の経験談11
(女性 41歳)
35歳10ヶ月での初出産でした。
体力を使う仕事をしていた為、普通の35歳よりは体力がありました。
出産とその後の育児にも体力についての自信はありました。
実際に出産になった時は、体力は関係ない事が分かりました。
微弱陣痛で、陣痛促進剤を使用したり、最後は吸引分娩になってしまいました。
出血も多く、産後2日は寝たきりで赤ちゃんのお世話も全く出来ない状態になってしまいました。
高齢出産は、見た目の体力では無く、体内の体力が重要だと思いました。
もちろん普通の体力も重要なので、マタニティヨガやウォーキングは必ずやっておいた方が良いと思います。
高齢出産の経験談12
(女性 42歳)
主人と出会い、結婚したのが遅く35才で出産は36才でした。
子供は夫婦ともども欲しかったのでまったく迷いはなく出産しました。
高齢出産になるので総合周産期母子医療センターに指定されている病院で出産をしました。
陣痛が来てからの緊急帝王切開になりましたが安心できました。
やはりなにがおこるかわからないので大きな病院が安心できると思います。
39歳で二人目を出産し、20歳代に比べて体力はやはり衰えていて、2人の子育ては体力的にしんどいと思うことありますが、楽しいことの方が多く生んでよかったと思います。
高齢出産の経験談13
(女性 45歳)
妊娠したときは、とにかく嬉しい思いしかなかったのですが、どんどんお腹が大きくなるにつれて、高齢出産だし、ちゃんと生まれるかな?と、出産への不安は高まっていきました。
若くてもそうなのかどうなのかは解りませんが、とにかく身体というか体力というか「しんどい」の一言でした。
出産ももちろん厳しかったのですが、出産後の体調の悪さは、今まで経験したことのない嫌悪感がありました。
高齢出産に対しては不安ではあると思いますが、我が子と対面したとき、その不安は無くなります。
楽しい事を考えて、出産に望んでほしいと思います。
高齢出産の経験談14
(女性 46歳)
第一子40歳で妊娠。41歳で出産。
第二子43歳で妊娠。44歳で出産。
年齢もあるので、妊活を強くすすめられ、第一子は、妊活を始めてからすぐに。
第二子は、妊活を初めて半年で授かったので、かなり運が良かったほうだと思います。
2人とも、卵管造影剤で検査をした後にすぐできたので、なかなか授からない方には1度検査をおすすめしたいと思います。
誰も何も教えてくれません。
妊活を始めてから「え?そんなに時間がかかるの?」など、面食らう事も多かったです。
勉強して頭でっかちになるのも問題ですが、やはり最低ラインの知識はないと、限られたチャンスを棒に振ることにもなりかねません。
高齢出産の経験談15
(女性 57歳)
初産の時は35歳でした。
子どもが大好きですし、初めての妊娠でしたので、「産まない」という選択肢は無かったです。
出産には時間がかかりました。
最初の陣痛が来てから産まれるまで二日かかりました。
やはり、その時は年齢的なことかなと思いました。
自分が若ければ、こんなに時間はかからないのかなと思いました。
時間がかかると母体が羊水に感染するそうで、私は感染し、熱が38度になってしまいました。
私の体力も無くなって来たので、主治医は急遽、帝王切開に切り替えました。
私は普通分娩と帝王切開の二つの苦しみを味わうことになりました。
元気な男の子が産まれて嬉しかったのと、ほっとしたことで、涙が出ました。
いろいろ大変な出産でしたが、産まれてしまえばもうそんなことはどうでもよくなり、喜びしか無かったです。
子育てもそれなりに大変ではありましたが、それ以上に幸せな思いがたくさんです。
妊娠、出産が大変でも、必ず報われるものだと思いました。
★こちらも読まれています