ここでは、「親友はいらない」という方々の意見をまとめています。
友人の中でも特に親しい相手、「親友」は人生において必須の存在なのでしょうか。
今回は「人生に親友なんて必要ないと考える理由を教えて下さい。」というアンケートを20名の方に実施し、それぞれの意見をまとめてみました。
「親友がいない!」「親友を作るべきだろうか」と悩んでいる方は参考にしてみてください。
理由と意見1
(女性 19歳)
中学時代に不登校で、小学生時代に仲が良かった「親友」とも呼べる友人達とは疎遠になってしまいました。
連絡先もわからず、今現在の彼女を知ることはできません。
全日制高校に通って卒業しましたが、そこで仲良くしていたクラスメイトと学校の外で遊ぶことはありませんでしたし、連絡先を知っていても彼女達と卒業後にあったことはありません。
「親友」と呼べる存在に出会えていないだけなのかもしれませんが、少なくとも、親友がいなくても生きていけることは確かだと思っています。
理由と意見2
(女性 19歳)
「人生がいつまで続くかわかないのに、現世に未練を残す様な存在を残す必要はありますか?」と言ってしまうと難しい事になってしまうので少し崩して自論を説明します。
親友なんて、その場その場で作ればいいんです。
実際、友達や親友がいると行動に非常に邪魔な存在になります。
引っ越しをするにしてもサプライズ、誕生日をするにしてもサプライズ、無駄に金銭が飛んでいきます。
本当に鬱陶しいです。
一回適当に友達を作ってみればわかります。
理由と意見3
(男性 20歳)
私は親友は必要ないと考えています。
というのも、生まれてから今まで、ずっと長く付き合っていた親友と言えるような人が周りにいないからです。
しかし、それで困った経験は一度もありません。
かつて学校でとても仲の良かった人でも、一度会わなくなってしまうと段々と疎遠になってきます。
そこでまた親友だからと相手を意識しすぎると、どちらかが無理をせざるを得なくなり、結局は疎遠度を深めてしまうと思います。
それよりは、一度会わなくなっても時々連絡を取り合ったり食事に行ったり出来るような、適度な距離感で付き合える普通の友達が多くいた方がいいと思います。
ずっと親密な関係を保つよりも、時々話ができるような適度な距離感の友達がいた方が気が楽という理由で、親友は必要ないと私は考えています。
理由と意見4
(男性 22歳)
遊ぶ友達などは必要なのですが、親友は必要ありません。
「親友がいれば心強い」「勇気が出る」「心の支えになる」などと良く聞きますが。最終的に判断するのは自分であり、自分の力次第で物事を解決しなきゃ将来などに影響が出ると思います。
あくまで遊ぶ友達、自分が楽しくなるようにするための友達であり、「友情が良い」とか「信頼できる」とか、所詮口だけであり自分が危機に晒されている場合も助けると思いません。
なので親友はいりません。
遊ぶ友達、すなわち快楽の為である以外必要無いと思います。
理由と意見5
(女性 26歳)
そもそも人は常に裏切ったり裏切られたりする関係にあると思うからです。
親友だからといってその関係が永遠に続くという保証もなければ、自分が困った時に助けてくれるという確かな約束もありません。
ですから、ある日突然口をきかなくなってしまうことも『親友』が『敵』へと変化してしまう恐さも常に付きまといます。
しかし、初めから親友を作ろうと思わず人に対して過度に期待したり希望を持ったりしなければ、相手との適度な距離感が保たれ、人に失望したり悲しんだりしなくて済むという良い点があります。
これらの理由から、私は人生に親友なんて必要ないと考えます。
理由と意見6
(女性 27歳)
簡単に言ってしまえば、家族がいれば生きていけると思っているからです。
確かに学生時代のうちは、友人と呼べる人間がいた方が良いと思います。
学生生活をするうえでは、色んな行事もありますし、他人のことを知ることで自分自身が成長するきっかけになると思います。
部活動等も社会に出た時のために必要だと感じます。
しかし、「親しい友人=親友と呼べる人」は、長い人生においてそれ程重要なことではないと思います。
社会に出て、結婚して、家庭を持ってしまうと、正直自分の生活で精一杯で、友人との交流も劇的に減ってしまいます。
悲しいけれど、いつまでも学生気分ではいられません。
自分の中の優先順位は何よりも一番は家族です。
理由と意見7
(女性 30歳)
その人の環境の変化、例えば就職、転職、結婚、子供が出来た、親の介護などで親友と思っていても疎遠になってしまうので親友は必要ないと思います。
とくに女性はその傾向が強いです。
立場が違うと、なかなか親友がいてもお互いの気持ちもよく分からなくなり難しいです。
独身の若い頃は親友がいると遊んで楽しいし、同じように独身だとお互いの立場も分かって相談できたりしていいのですが、歳をとるにつれてそれぞれの置かれている状況が変わってくるので必要ありません。