今回は、「独身生活で辛いことは何?」をテーマに、30歳以上の独身の方10人から経験談をお聞きしました。
「カップルを見た時」や「病気で動けなくなってしまった時」など、”独身生活が辛い”と感じてしまうことが多々あるはずです。
30歳以上の独身の方々が挙げる、独身生活の辛いことは何なのでしょうか。
それぞれの体験談を元にまとめてみました。
※「30歳以上」の方々にアンケートをお願いした結果、たくさんのアラフォーの方々が答えてくれましたので、この記事のタイトルは「アラフォー独身」としています。
今回は、30歳以上の独身の方10人に、
「Q.独身生活ならではの「これは辛い」と感じた経験を教えてください。」
というアンケートを実施し、それぞれの独身生活で感じる辛いことを教えていただきました。
カップルが多いイベントが辛い
〇バレンタインやクリスマスが辛い
●48歳男性:派遣労働
バレンタインやクリスマスの日前後は、予定がない者からするとなるべく出歩かなくなります。
彼女がいるか?いないか?で、人生は良くも悪くもなります。
年齢が折り返した地点を超えた年代からすると、若い頃から比べれば、パートナーが欲しいという気持ちは、同じ年代の独身者なら誰しも考えていると思います。
カップル達のイベントのバレンタイン・クリスマスなどは、ホント辛いですね。
毎年必ず来ますから、日にちが近ずくと、
「また今年もパートナーを見つける事ができなかったか」
と毎回気持ちがめいります。
日常生活に潜む辛さ
〇買い物に行くとき…
●38歳男性一人暮らし:自営業
買い物に行く時に同じ年頃の家族がいると、結構辛い物があります。
別に何もやましい事は無いのですけど、変な劣等感はあります。
子供がいてもおかしく無い歳なのに一人でうろついてるのは人の目が気になる事もあります。
特にスーパー等生活に必要な店や場所ではそれが大きくなります。
思えば、既婚者の男性だって一人で買い物位するでしょう。
しかし、何故か後ろめたい気分になってしまいます。
そんな時が一番辛い気分になってしまうのです。
既婚の友人・同級生たちと会う時が辛い
〇友人の夫や子供の話が辛い
●38歳女性一人暮らし:パート:バツイチ
結婚をしている友人の夫や子供の話を聞く時が辛い気分になります。
大体独身を相手に夫や子供の話をする女性は、優越感に浸っているのがまるわかりです。
なぜ意味も無く相手が優越感に浸っているのかと思うと悔しさもありますし、腹が立ちます。
しかし独身なのは事実ですし、世間から見ればやはりどんな事情があろうと既婚者の方が認められるのでしょう。
そう思うと無条件でダメだと言われている気がして辛い気分になります。
どんなに努力や結果を出しても結婚している方が優れている感じです。
〇敗北感や劣等感を感じてしまう
●31歳女性:会社員
学生時代の友人たちと集まる時に、年齢的にも既婚者が増えてきて、中には子供が何人もいる友人がいるので、そんな時に敗北感のようなものを感じて辛い時があります。
友人たちはそのように思ってはいないのでしょうが、寂しい人と思われているのではないかと、劣等感も感じます。
また、話題も旦那の話や子供の話、と主婦らしい話題が増えてくるので、そんな時にも疎外感を感じます。
そして、やはり既婚の友達は家庭のことで忙しいのではと思うと、誘いづらく、だんだんと疎遠になってしまいます。
風邪・病気が辛い
〇急なぎっくり腰になった時
●38歳男性一人暮らし:自営業
病気、けがになった時は全般辛いですが、特にぎっくり腰になったときは辛かったです。
夜中トイレに行くのもままならないような状況で途方に暮れてしまい、何とか力を振り絞っても、動きはすごくスローで、病院に行くにも、お金をおろしたり、車に乗ったりいろいろな動作が発生するので一苦労でした。
風邪など自分が動ける状態なら、まだいいのですが、動くこと自体ができなくなってしまうと助けてくれる人がいないので、その時は独身は辛いと思いました。
〇片付けはフルセルフ
●36歳男性一人暮らし:SE
体調が良くない時でも全て自分で片付けないと行けないことです。
風邪でご飯が作るのめんどくさいと思い、コンビニで済ましてしまうと栄養がなく風邪の治りが悪く長引いてしまいます。
その後、溜まった洗濯物や、洗い物や仕事で必要なものの作成や、やることが山積みになって襲い掛かってきます。
あと無性に人の温もりを感じたくなります。
出会い系行っても婚活しても時間がかかってしまい、どうしようもなく辛くなり欝気味になってしまいます。
〇インフルエンザで40度の熱
●40歳男性一人暮らし:自営業
インフルエンザにかかり熱が40度出ていた時に辛かったです。
インフルエンザがうつる懸念があり、友人に助けを求めるのも嫌ですし、ひたすら、ぬるま湯を飲んで3日間過ごしました。
もし結婚していたらお粥の一杯でも作ってもらえるんだろな〜とか、虚ろな気持ちで思ったりしていました。
寂しさと苦しさとが入り交じり、
「このままあの世に逝ってしまったら…」
などネガティブなことしか考えられなくなり、こんな時そばに誰かがいてくれたらな〜と真剣に考えました。
〇インフルエンザで脱水症状
●38歳男性一人暮らし:フリーランス
何よりこたえるのが、病気になった時です。
数日程度だったらまだいいのですが、長引いてしまった時には買い物にもいけず、食事もとれずに栄養が偏ってしまうので、余計に治りにくいという悪循環に陥ってしまいます。
最近でいうと、インフルエンザの時でした。
熱が40℃近くになり、景色が歪んで見えました。
それでも何か口にいれようとするのですが、すぐに戻してしまい何も食べれず、脱水症状になり入院することになってしまいました。
この時は独り身の辛さを痛感しました。
〇体調を崩して動けない時
●31歳女性一人暮らし:会社員
風邪をひいたり体調を崩して動けない時です。
水分を取らなければならないのに飲み物がなかったり、薬を飲まなければならないのに少しお腹にいれる食べ物がなかったりすると買いに行く気力がなくなります。
病院に行くのもしんどかったりするため、看病して欲しくて実家に帰りたくなったり、実家のありがたみをとても感じてしまいます。
今年もインフルエンザが大流行していてうつってしまいましたが、高熱で動けなくなってしまい近くに住む友人に助けを求めました。
〇看病してくれる人が欲しい
●40歳男性一人暮らし:会社員
体調が悪い時や病気になった時、怪我をしたときに看病してくれる人や助けになってくれる人がいない時に、とても辛く感じます。
特に、食事の時は家族がいれば全部準備してくれますが、独身なら買い物から作ることまで一人でしないといけません。
また、病院に行こうとするけど行けない状況の時は、既婚だと家族に付き添ってもらい一緒に行ってくれる事ができますが、独身だと病院にもどんな状況でも一人で行かないと行けないので、辛いと感じてしまいます。
まとめ
30歳以上の独身の方々にアンケートを取った結果、「風邪や病気など、体調不良に見舞われた時が辛い」という声がもっとも多く上がりました。
やはり、動けなくなってしまったときに面倒を見てくれるパートナーがいないことに対し、多くの方が不安と辛さを感じているようです。
また、既婚の友人や同級生たちと会う時に辛いと感じる方も多いようです。
特に、同級生たちと久しぶりに会った時、結婚の話題は定番ですからね。
独身の方にとっては、触れられたくない話題のひとつと言えるでしょう。
この他、カップル率が高いイベントや、日常生活の中で独身の辛さを感じてしまう方もいるようですね。
しかし、独身生活は辛いことがある反面、それぞれに楽しいこともあるようです。
以下の記事で、同じ方々に聞いた「独身生活の楽しいこと」についてまとめています。
参考にしてみてください。