学生時代は、その時期にしかできない経験がたくさん詰まっているので、とても貴重な時期と体験を味わうことができます。
ですが実際に学生時代を過ごしていると、学校に行くことが楽しいと思う人も多い反面、学校に行くこと自体が面倒だなと感じてしまう方も多いのが現実です。
学生生活を送る中で、社会人の方が会社に行くことが憂鬱に感じるように、学校へ行くこと自体を憂鬱に感じてしまうことも多くあります。
また「学校がめんどくさい」と感じている場合、その気持を放置しておくと、学校に行くが出来なくなってしまうかもしれません。
ここでは「学校に行くのがめんどくさい」と感じ、「学校に行くモチベーションが上がらない」という方々に読んでほしい考えや心構えについてまとめています。
学校に面倒くささを感じている方は参考にしてください。
原因を把握できているか
まず、「学校がめんどくさい」と感じる原因を把握出来ているでしょうか。
原因を把握出来ていないという方は、まずは原因をしっかりと把握しましょう。
人は、それぞれ考え方や思考に違いがあります。
また、学生時代というものは人と人との繋がりや協調性、友達との関係性、先生との関係性、先輩や後輩との関係性など人と人とのさまざまな関係の学びの場でもあります。
こうしたさまざまな人間関係の中で、人付き合いがめんどくさくなり、学校へ行くことがめんどうに感じてしまうという場合があります。
最近では、スマートフォンの普及により、人と人とのつながりが非常に簡単になってきました。
今や、クラスの仲の良いグループで連絡を毎日取り合ったり、何気ないことでもすぐにスマートフォンで連絡を取り合える時代です。
以前は、仲の良い友人に手紙を書いたりしていた時代もありましたが、今ではスマートフォンで一斉に手紙の内容を伝えられる世の中になりました。
連絡ツールが楽になった反面、何か些細なことが合ってもすぐに連絡を取り合うことができてしまうので、それがめんどうに感じることも多くなってきました。
また、学校に行くということは学ぶということです。
もともとあまり学ぶことに意欲的でないといった場合にも、学校へ行って学ぶこと自体がめんどうに感じてしまう場合も多くあります。
学校に行くモチベーションを上げる方法
人間関係が原因の場合
「人の悩みには全て人間関係が関係している」と言われているほどに、人間関係は重要なものです。
一人でいれば、他人と比較することはありませんし、他人から悪感情を向けられることはありませんから、たしかに気楽に日常を過ごすことが出来ます。
ですが、人付き合いをこちらから放棄していれば、一人でいることが楽になり自然と学校から遠ざかってしまいます。
人間は、一生人と関わること無く人生を終えることは出来ません。
必ず、人とコミュニケーションを取らなければならない場面はやってきますし、その際に相手と上手く接することができなければ、不利益を被ってしまう場合もあるのです。
冒頭でもお伝えしたように、学生時代というのはとても貴重な経験になります。
さらに学生時代の先には、もっと大変な仕事という人間社会を象徴した世界が待っています。
学生時代でさまざまな人間関係を経験することで、社会で働いたときに自分自身が自由自在に立ち振るまうことができます。
学生時代に友人や先生、先輩や後輩などさまざまな人間関係でうまくバランスを取ることができると、その後に自分自身の将来に絶対に役立つことが満載なのです。
社会に出る前にそれを学ぶことができるのは、学生時代より他にはありません。
貴重な経験をできることを最大限に生かすためにも、将来の未来の自分のために学校に行ってさまざまな人と積極的に触れ合って、今後の自分の糧にしてみてください。
勉強についていけない場合
この記事を読まれている方の中には、もともと「学習が好きではない」という方も多いのではないでしょうか。
勉強についていけなくなると、勉強をする場所である学校に行くのが面倒になってしまうのは当然の事ですよね。
しかし、勉強は将来必ず役立ちます。
「勉強した内容」が役立つというよりも、「勉強するという行為」自体に特に意味があるのです。
人は強制されないと、なかなか面倒くさい勉強には取り組めない生き物です。
そしてこれは、社会人になってからも変わりません。
学生時代に勉強嫌いだと、その後も勉強嫌いのまま過ごす事になりがちで、そうなると新しく学ばなければならない事が出来た際に、大きな苦労を味わうことになるでしょう。
なので、学生のうちに勉強するという行為に慣れておくことが必要なのです。
また、社会に出る前にさまざまな知識を自分自身に取り入れることで、その後の生活に役に立つことや「学んでおいてよかったな」と思う日が必ずやってきます。
知識を自分自身に取り入れるということは、自分自身の可能性を広げることと同じです。
今はめんどうだなと感じてしまうかもしれませんが、今後何かしらの場面でよかったなと感じる日が必ずやってくると信じて今学習できる喜びを感じてみてください。
まとめ
学校を面倒に感じてしまう要因はたくさんあるでしょうが、大きく分けると「人間関係」と「勉強」の悩みという2つに集約されます。
そして、これらの悩みはたしかに簡単に解消することは出来ません。
「学校に嫌いな相手がいる」「勉強がまったく分からない」「学校なんて行く意味ない」など、人によって考え方や環境も違いますから、さまざまな原因が出てくるのも当然です。
ですが、学生時代は基本的に人生一度切りなのです。
学生時代は、大きな悩みを抱え、それに向き合ってこそ意味有るものになるです。
つまり、「青春とは迷うことである。」という事ですね。
自分自身のこれからのためにも、今学校へ行くことができる幸せをもう一度考えてみてください。
世界の中には、学校で学びたくても学ぶことができない人もたくさんいます。
この現実を知り、学校へ行くモチベーションが少しでも上がり、学校へ行くことの印象が少しでも良くなればと思います。
★こちらも読まれています