ここでは、教習所の「効果測定」についてまとめています。
日常の中で聞き慣れない言葉ですから、言葉の意味から何か仰々しいモノを想像してしまいがちですが、何も恐れる必要はありません。
要は、簡単な「模擬テスト」です。
今回は、教習所の効果測定の内容だけでなく、対策やコツについても詳しくまとめてみました。
「教習所の効果測定って一体どんなことをするの?」と不安になっている方は参考にしてみてください。
教習所の効果測定とは?
「効果測定」は、簡単に説明すると「教習所の模擬テスト」です。
教習所にて学科試験に準拠した内容で行われる効果測定に関しては、学科試験の本番を想定して行われることが一般的です。
そして、この効果測定は仮免許の段階(仮免前効果測定)と本免の取得前の段階(卒検前効果測定)で行われることが多く、それぞれ1回以上は効果測定で合格することが求められています。
また教習所によっては、効果測定に複数回にわたり合格しないと実際の学科試験を受けられない場合もあります。
ケースバイケースで、効果測定を受ける回数の規定が異なっていると言えるでしょう。
内容は、実際の学科試験と極端に開きがあるわけではなく、学科試験と比べて難易度が大幅に上げられることは少ないです。
学科試験のための模擬テストのようなものですね。
そのため、この効果測定で実際の学科試験を想定して問題を解く意識を持ったり、試験の内容や難易度を把握したりすることに役立てることが重要になります。
効果測定の制限時間は?
効果測定の制限時間は、基本的に「仮免前効果測定」と「卒検前効果測定」で異なります。
それぞれ、
「仮免前効果測定」:約30分
「卒検前効果測定」:約45分
で実施している教習所が多いようです。
しかし、これはあくまで1回の試験時間で、「効果測定」が行われる時間はもっと多いです。
効果測定の対策
対策方法としては、実際の学科試験に準拠した効果測定については、実際の学科試験に準拠した対策の方法をとることが一般的です。
そのため、教本を使って対策を行うことや、免許の学科試験用の教材を購入して対策にあたる方法が、この効果測定に関しての対策の在り方としては非常にマッチしています。
また免許取得の際には、効果測定と学科試験を別立てで対策する必要がないとも考えられているため、実際の学科試験を想定しながら効果測定に関しても対策を進めていくことが重要になります。
このような点は、仮免の段階でも、終了検定後の学科試験の段階においても同様であると見られているため、特徴的な面として挙げられるのでないかと思います。
教習所で購入した教本や対策用の教材を使うことによって、効果測定の通過も容易に進めることが出来るでしょう。
効果測定の受験方法
教習所で効果測定を受験の際の方法は、受ける教習所によって異なっています。
現在では、パソコンを使用して試験の回答を行う方法が多く、最もポピュラーな効果測定の取り組み方として挙げられています。
また、従来通りに鉛筆でマークシートに回答する形式で効果測定を実施しているところもあり、実際の本免の学科試験と同様のフォーマットを取り入れる場合も想定されています。
いずれかの方法で効果測定を行っていくことが多いとされていることから、どちらの方法で効果測定を行うかあらかじめ調べておきましょう。
効果測定を受ける際のコツ
試験の実施方法自体は教習所によって異なっていますが、効果測定時の試験の内容に関しては、各エリアごとの学科試験の問題に準拠しているため、その点は安心して効果測定に臨むことが出来るでしょう。
試験免許を取得するためには、この効果測定のプロセスを着実に通過していくことが求められるのです。
筆記試験の際には効果測定を受け、規定の点数以上をとらないと学科試験が受けられなくなっているため、免許取得時にはこの効果測定の通過を通常以上に意識することが求められます。
意欲的に効果測定の段階を通過しようとすることで、効率的に学科試験の通過や実際の免許取得に至ることも期待できることから、対策を怠らないことが重要になるでしょう。
効果測定に落ちたらどうする?
効果測定については、不合格になっても再受験できるように仕組みが作られているため、合格するまで何度もチャレンジすることが出来ます。
そのため、合格点に到達するまであきらめずに挑戦していくことによって、その後の学科試験の通過も容易になっていくのです。
試験ですから、どうしても成績に個人差は出てしまいますからね。
もし効果測定に落ちてしまっても、落ち込むことなく根気強く勉強しましょう。
効果測定を受ける際に測定料金が必要になる場合もありますから、そんな場合は一発合格のために気合を入れましょう。
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