教習所の実技予約は、繁忙期に当たってしまうと本当に取りにくいものです。
二週間先まで取れない!と焦る方も多いと思います。
そこで今回は、予約に困らないため事前の準備から、予約が取れない時の対処方法までお話しいたします。
1.事前確認が大切
教習所を卒業しなければいけない期限はありませんか?
こちらを見ている方が、教習所入校前の方限定になってしまいますが、確認不足で後から困ってしまうのがこのパターンです。
「そんなに時間かからないでしょ~」とお気楽に思いながら入校して、
「予約が取れなくてなかなか卒業できない!」
「学校や会社からはいついつまでに卒業しろと言われているのにどうしよう!」
なんてことがあったら困りますよね。
もちろん、受付の際に事務員は「急ぎの教習ではないか」と確認してくれると思います。
期限に出来る限り間に合わせるためのプランを提案してくれるはずです。
入校前に必ず確認をすること、まずはこれが最初です。
2.オプションを付ければ予約には困りません!
実技の予約が取れないのは、もちろん「教習生が多いため」ですね。
ちなみに、教習所の繁忙期はだいたい1月から始まり、2月3月がピーク、それから少しずつ減りますがそのままゴールデンウィーク明けまでは込み合っていると思っていてください。
そんな時にとても便利なのが、「優先予約オプション」です。
(※このシステムがあるかどうかは、入校する教習所に確認してください。)
名前の通り、優先予約ができる有料オプションです。
値段は教習所によって違いますが、たいてい2万円前後ではないでしょうか。
これで希望日の予約がほぼ確実に取れるようになりますので、早く卒業したい方は付けると後々困りません。
また、入校後でも追加料金を払ってオプションを付けるという事もできるかもしれませんので、教習所に相談してみましょう。
3.技能予約が取れない時は学科を進めておこう
上記のようにオプションを付けることは金銭的に難しい場合や、入校後の後付けができなかった場合には、学科を進めておきましょう。
既に通われているかたはご存じの通り、「学科が進んでいなければ教習も進まない!」です。
学科が終わり、学科測定にも合格していると技能教習の「みきわめ」が受けれます。
「みきわめ」まで合格して、やっと終了検定や卒業検定を受けることができます。
技能進めた後に、「学科が終わっていないから先に進めない」なんてことが無いように、予約が取れない時間は学科を進めるために使いましょう。
もちろん、技能教習も入れるように、こまめな空き状況の確認も忘れないでください。
4.できるだけ繁忙期は避けよう
上記でお話ししたように、教習所の繁忙期は1月~5月上旬と長いです。
この時期は卒業や春休みを迎える学生さん達で、確実に毎年込み合います。
もしオプションなしで、教習所をスムーズに卒業したい場合、「月曜日から日曜日まで、どの時間も空いている」という方でなければ難しいです。
そのため、可能であればその時期を避けて入校してください。
閑散期であれば、特にオプションを付けなくても予約で困ることはないかと思います。
お仕事をしながらでも、学校に通いながらでも、夜間や土日で十分に予約が取れると思いますし、スムーズに行く方では2か月弱で卒業できるかと思います。
もちろん、繁忙期ではなくも夏休みは多少込み合いますので、本気の閑散期を狙うのであれば10月上旬に入校されることをお勧めいたします。
まとめ
教習所には必ず「教習期限」が設けられています。
普通自動車であれば9か月の期限です。
期限が過ぎてしまうと、教習のやり直しになってしまい、もちろんその分料金も発生します。
(仮免許を取得されていれば2段階からのスタートです。)
関連:教習所の期限が切れた時の対処法|期限延長や返金は可能?
教習所はただでさえ料金が高いため、できれば少しでも安くとお考えになる気持ちは分かりますが、+2万ほどで困らずに通えると思うと安いものですよね。
閑散期は必要ありませんが、予約が取れない繁忙期には優先予約のオプションを付けること、入校後でも追加料金で付けることをお勧めします。
皆様が快適な教習を行えますよう、遠くから願っています。
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