今回は「免許合宿の辛いことって何?」をテーマに、実際に免許合宿に行ったという方々から経験談を集めてまとめてみました。
ちなみに、アンケートを実施した方は14人で、「免許合宿で経験した(感じた)辛かった事を教えてください。」という質問内容でした。
免許合宿は約2週間に渡って行われるわけですから、当然大きなストレスを抱え込んでしまいそうなイメージがありますよね。
免許合宿では、いったいどんな辛いことがあるのでしょうか。
免許合宿について不安を抱いている方は参考にしてみてください。
免許合宿とは?
免許合宿とは、都会から離れた自然あふれる環境の中で、同じく免許取得を目指す方々と一緒に教習を受ける合宿のことです。
約2週間ほどの短期で免許を取得できるというのが特徴で、まとまった時間を取れる学生を中心に人気を集めています。
また、普通に教習所に通った場合、卒業までに平均でAT限定なら約28万円、MT免許なら約30万円ほど必要になりるところが、
免許合宿であれば、AT限定なら約20万円前後、MT免許なら約23万円前後が卒業までの相場となっていることも、大きな魅力のひとつですね。
つまり免許合宿であれば、通常の教習所に通った場合と比較して、それぞれ平均して約7万円ほど安くなるのです。
免許合宿に興味が有る方はこちら⇒『免許合宿ライブ』
1.決められたスケジュールに従うのが辛い
決められたスケジュールに従うこと①
男性(当時18歳)
辛かったことは、免許合宿ということもあり、1日のスケジュールが組まれていることです。
とくに前半はキツキツでした。
後半は、ある程度余裕が出てきますので、友人と一緒に観光なんて出来ます。
しかし、私の通っていたところは田舎なので行くと言ってもコンビニぐらいでした。
なので、休みの時間は殆どガールズトークしてました。
ここで、友人がいないと寂しいと思います。
決められたスケジュールに従うこと②
男性(当時20歳)
基本的に自分で選んで授業を取ることができないので、空きコマが続いたりしてる日や、反対に空きコマなしで連続で講義を受けなければいけない日もあります。
また試験に落ちてしまうと、救済がない教習所では余分にお金を払わなければいけません。
路上教習に出る時も、教官によって気分が違ってきます。
話しながら教習してくれる教官もいれば、何も会話せず間違えたとこだけ凄い指摘する教官がいます。
精神面で辛くなるのが多いと思います。
2.担当教官との相性が大変
女性(当時18歳)
合宿免許しか経験したことがないので普通に通う教習はどうか分かりませんが、合宿免許は車に乗る時の担当の教官が決まっているんです。
毎日同じ教官なので、自分に合う人なら良いけれど、合わない人だと毎日顔を合わせて2人で車に乗っての教習が辛かったです。
あと、相部屋だったので2週間くらいのことだけれど、同じ部屋になった人とも合わないと毎日寝起きを共にするし顔を合わせるから辛かったです。
3.合宿期限のプレッシャーが辛い
合宿期限のプレッシャー①
女性(当時18歳)
冬だったので寒くて風邪を引いてしまったのですが、熱のある中、学科の講義を受けたり、教習をしたりしていました。
休むこともできたのですが、友人と同じ日に教習を終えて帰りたかったので、無理をしてしまいました。
なので、一人だけ試験に落ちると友人とは一緒に帰れなくなるので、少し試験がプレッシャーになって辛かったです。
合宿期限のプレッシャー②
女性(当時20歳)
二週間の教習期間中に全ての教習と座学、仮免試験、卒検があり一つでもクリアできないものがあると教習日程が延び、料金がかさむリスクがあるのは辛いと思いました。
運転教習は最低限のことを詰め込み型になるので、通いで教習を受けた人に比べると少し不安が残ったり、座学も詰め込み型のため一度に覚えることが多いのは少し辛いと思いました。
合宿期限のプレッシャー③
女性(当時20歳)
MT車での取得だったのですが、仮免許の実技試験で2回失敗し、自分だけ3日間も延泊することになってしまったことです。
1回目は、坂道発進でうまくクラッチの調節ができず、逆行してしまいました。
2回目は、S字カーブでうまく曲がれず、ポールに車をぶつけてしまいました。
最初はうまく同じ進度で学習できていたのに自分だけ置いて行かれてしまったのはとても辛かったです。
合宿期限のプレッシャー④
男性(当時21歳)
免許合宿で辛かったことは、自分はあまり運動神経がよくなく、スムーズに試験に合格できなかったのですが、ストレートに合格した同時入学の方が多い中で、自分にとってのコンプレックスに感じたことです。
また、教官の都合などで必ずしもスピーディーに免許取得できるシステムになっておらず、これなら少し遠くても地元の自動車学校に通った方が良かったと感じることもありました。
5.ホームシックが辛い
ホームシックを感じたこと①
女性(当時18歳)
長期間自宅に帰れないということはやはり少し不安でした。
空き時間などがあれば仲間たちとお出かけできたら楽しかったですが、授業や講習ばかりでうまってしまっている日は疲れなどもあるのか、寂しく感じることもあり合宿所のベットでなく自宅の慣れたベットで寝たいと思うこともありました。
家族や友人などともしばらくの間、会えなくなってしまうことも寂しかったです。
ホームシックを感じたこと②
女性(当時21歳)
1日中教習所で過ごすので当然疲れますし、学科の勉強等を詰め込まなくてはいけないプレッシャーがありました。
また、仲の良い幼馴染と同じ部屋に宿泊していたのですが、どんなに仲が良くてもずっと一緒というのはストレスが溜まるもので、直接的なケンカはしなかったですが、お互いに苦労しました。
また、いい歳をして少しホームシックになったのを覚えています。
ホームシックを感じたこと③
男性(当時20歳)
一つ目は、知らない土地で知らない人たちの中で約2週間とは言え生活することになるため、結構気をつかいホームシックになったことです。
二つ目は、合宿免許だから期限が決まっているためうまくできないと延泊になりお金がかかるということを肝に銘じながら教習に望まなければならなく、そんなメンタルで教官に怒られたことです。
6.教習内容が大変で辛い
休む暇がなかった
男性(当時18歳)
実際の道路で教習を行うために仮免許を取得する必要があり、そのための筆記試験、実技試験が辛かったです。
幸い私はどちらも一回で合格したのですが、昼間は座学や実習、宿泊所に帰ってからは筆記試験のための勉強をしていました。
そのため休まる時間があまりありませんでした。
合格しないと次に進むことができず合宿が長引いてしまい、余計にお金がかかるので、そういうプレッシャーもありました。
詰め込みが大変だった
男性(当時20歳)
値段を安く、早く免許を取得したかったために合宿に参加しましたが、合宿特有の詰め込みが非常に辛かったです。
なぜなら、免許取得のことしか考えくてはならないからです。
教習所へ通学することを選べば、自分の都合と受講科目に合わせて通学すればいいものの、合宿であるとひたすらそれだけをやらなくてはいけないため、段々飽きてきます。
また山間部で、周りに何もない地域で合宿をしたため、辛いなと感じました。
仮免許までが辛かった
男性(当時22歳)
仮免をとるまで、慣れるまでがとても辛かったです。
最初はどうしてもエンストの繰り返しで、ウィンカーを出し忘れたり左右の確認を忘れてたり。
それで教官の人に注意されて怒られて、焦ってまたミスして。
慣れるまではとにかく大変でした。
同じミスを何回もするし、自信もなくしたし、自分に免許とるのは無理だろうなと考えた時期もありました。
7.早起きが辛かった
女性(当時22歳)
朝早く起きなくてはならないのが辛かったです。
時間割りを自分で組むことができず、宿から教習所までは生徒をバスに乗せて行くため、周りの人に迷惑をかけてはいけないと思いできるだけ時間に余裕を持って行動するように心掛けました。
また、自然に囲まれた田舎だったので、虫が多かったです。
虫が苦手な私にとっては非常に辛かったです。
特に際立って辛かったことはなかったように思えます。
まとめ
アンケートに答えてくださった方々、ありがとうございました。
免許合宿は教習期限を元にスケジュールを組み立てていますから、スケジュールどおりにそれぞれの教習課程をクリア出来ない場合、合宿が延長になってしまいます。
そのため、プレッシャーの中で合宿を過ごす方が多いようですね。
しかし、プレッシャーがあることで、むしろ教習のモチベーションを保てるという側面もあるでしょう。
また、今回は免許合宿で感じる辛いことについて調査しましたが、免許合宿は辛いことばかりではありません。
同じ方々に聞いた「免許合宿の楽しいこと」について以下の記事にまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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