自動車教習で「路上教習」を前に、大きな不安を抱えてしまう方はたくさんおられます。
路上教習は場内教習と違い、実際に人が運転している車やいきなり飛び出してくる子供など、さまざまな不確定要素があるので、不安を抱いてしまうのも当然のことです。
誰しも、初めての路上教習では緊張するものなのです。
しかし、「路上教習が怖い!」と不安に押しつぶされているだけでは、教習は前に進みません。
今回は、路上教習に対して不安を抱いている時に意識するべき事を3つまとめました。参考にしてください。
1.とにかく冷静に
路上教習では、とにかく冷静さを保つよう意識しましょう。
実際には、緊張して冷静さを維持できない場合が多いかもしれませんが、冷静になるよう意識するだけでも効果はあります。
運転席に着いたら、大きく深呼吸しましょう。
そして心の中で、「事故は絶対に起きない、私は大丈夫だ。」と唱えましょう。
考えてもみてください。
そもそも、路上教習自体が怖いのではなく、事故が起きると思うから怖いのです。
路上教習の際、隣には教官が座っているのですし、危ないシーンに差し掛かれば教官が必ずブレーキを踏んでくれます。
教官自身も、自分を守るために十分に気をつけています。
だから、相当滅多な事がない限り、事故は起きないのです。
教習中のマークをつけているれば、周りの車も近づいてきません。
「フラフラしていれば事故を起こすかもしれない」と、相手の車が避けてきます。
また、万が一事故が起きてしまったとしても、練習中の速度なんて40キロ以下のことが多いです。
ですので、まず大惨事には至りません。
そのことを踏まえて落ち着きましょう。
怖いと思ってしまいがちですが、そこは無理やり大丈夫と思い込むようにしましょう。
私も、いつも路上教習は憂鬱でした。
隣のレーンの車との距離感覚がつかめず、すれ違う度にいつもぶつかるのでは、とビクビクしていました。
でも、今振り返ると危ないときは教官が横からハンドル操作してたんですよね。
だから、安全は教官が確保してくれてると思って安心してもいいと思います。
2.教官のどやす声には耳を傾けない
失敗する度に落ち込んだいた私ですが、免許をとった今になって思うことがあります。
教官に対してですが「たかが運転できるくらいで大きな態度を取り過ぎ」ということです。
教習所の練習時間なんて限られています。
教習の時間内に人並みに運転できるようになるなんて無理です。
運転は慣れです。
だから教官が思いっきりブレーキを踏んだり、「ハンドル切るのが早い」などと叱咤激励してきますが、深く気にする必要はありません。
私の場合、叱られる度に落ち込み、
「どうしてこんなことができないんだろう」
「はたして運転できるようになるんだろうか」
と、どんどん自信がなくなっていき路上教習が怖くなっていきました。
自信のなさが怖さにつながるんですよね。
でもあの頃の自分に言ってやりたいです。
「できなくて当然。運転は免許とってからいくらでも練習できるんだ。それから上達しても遅くはない。」と。
下手でもなんでも免許取得して、人があまりいないところで練習すれば十分にうまくなります。
少しずつでも練習すれば必ず上手くなるものなのです。
だから、教官が偉そうに叱る神経が信じられません。
運転し始めてすぐの人間がそれほを上手くいくわけはないのに、上から目線で叱ってくるのは何様なんでしょうね。
私のように怒られて落ち込み、自身のなさから路上恐怖に陥るのは本当にもったいないです。
そうなるくらいなら教官の言うことは軽く聞き流しましょう。
3.思い切って運転する
特に、最初は右折のタイミングや車線変更は難しく感じることも多いと思います。
行っていいのか迷うでしょう。
しかし、その迷いが返って周りの車に迷惑となり、「行くのか行かないのかはっきりして!」と思われる原因になります。
怖いという気持ちがあると、ついついどっちつかずの運転に出てしまいますが、「一度車線変更の合図を出したらもう行くんだ!」と強い気持ちで運転しましょう。
中途半端な気持ちでは迷いが生じます。強引に行くぶんには大丈夫です。
なぜなら、もしもぶつかりそうになれば、教官がブレーキを踏んでくれるからです。
しかし、行かない分には教官はアクセルが踏めません。
これではどうしようもないのです。
ですから、不安と恐怖を抱えてしまっているときこそ、あえて思い切りの良い運転をする事が重要なのです。
まとめ
結局、教習所で悩んでいたことは免許をとってからはすぐ解消されます。
自動車の運転なんて、慣れればすぐに対応できるようになるのです。
人通りの少ない道路や早朝の道路、また空いている駐車場で車庫入れの練習などをすれば、自然と乗れるようになってきます。
勉強などと違って考えるものでもないので、これほを楽に取得できる資格はないのです。
リラックスして臨みましょう。
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