自主経路のコツまとめ|覚えられない時の対処法とは?

自主経路

効果測定、学科試験、終了検定と試練をクリアして仮免許を取得すると、いよいよ教習車に仮免許練習中の標識を付けて、路上教習に出るようになります。

最初は路上を走るだけでいっぱいいっぱいだった人も、少しずつ教習のハンコが増えるごとに近づいてくる「自主経路」が気になり始めることでしょう。

実際、自動車教習の自主経路が苦手だという方は多いと思います。

しかし、必要な事をしっかりと把握していれば、何も怖い事はありません。

ここでは、自主経路を合格する上で大事な3つの事をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

1.路上に停車するイメージをしておく

「なんで停車?自主経路なのに?」と思いますね。

しかし大事です。

何故なら、自主経路では、教習所を出てからしばらく走ったところで停車をするからです。

教習所で自主経路の教習開始を待つ間、あなたがまずしなくてはならないことは地図を見ることではありません。

停車の手順をイメージしておくことなのです。

落ち着いて思い出してください。

あなたはすでに何度か停車の練習をしてきたはずです。

路上コースを走っている時、教官に「自分で停めるところを探して停めてみて」と言われたこともあるでしょう。

もしかすると、反対車線に路上駐車の車がいる場所や駐車場の出入り口の前に停車させて、教官に怒られた経験もあるかもしれません。

怒られるのって嫌ですよね。でも大丈夫です。

自主経路では、教官が「その標識のあたりに停めて」など、かなり具体的に指示してくれます。

なぜなら、自主経路の教習では停車の練習をしているわけではないからです。

「教習が始まり、教習所から路上に出たら少し走ったところで停車の指示をされる」

このことを頭に入れておいて、指示されたら、落ち着いて停車しましょう。

安全確認、合図、安全確認、減速してゆっくり停車です。

自主経路をクリアするために出鼻をくじかれないよう、とにかく、落ち着いて路上停車するイメージをしておきましょう。

 

2.地図をよく見る

「何当たり前なことを言ってるんだ」と思った方もいるでしょう。

しかし、自主経路において地図を見ておくことはとても重要です。

むしろ、多くの方は、地図を把握しているだけで自主経路はなんとかなるでしょう。

まずは地図を見ないことには始まりません。

教官から地図を受け取ったら、自分が今いる場所が地図上のどこなのかを確認しましょう。

周りを見渡して目標物になりそうなお店などを探し、そこから見て自分がどこら辺にいるのか調べるのです。

これが出来ないと自主経路教習が進められませんが、出来ないまま何分も放置されることは絶対にありません。

分からないようなら、教官がヒントなり答えなりを必ず教えてくれます。

安心して、落ち着いていきましょう。

 

現在地が分かったら、次はゴールを探しましょう。

教官が地図を見ながら、「ここを目指して」とゴールを指定してきます。

これで、地図上でスタートとゴールが定まりました。

あとはゴールまでのコースを選定するだけ。

そして、自主経路のゴールは、必ず「右に一回」「左に一回」以上曲がってたどり着く場所になっています。

「スタートしたら2個目の信号を左に曲がって、コンビニの奥の角を右折して、道なりにしばらく進んで、動物病院の前を通過したら左側に停車。」

こんな感じです。

運が良ければ、「最初の信号を右に曲がったら、また最初の信号を今度は左でゴール」なんてコースも有り得ます。

地図を見る時に、しっかりとゴールまでの経路を自主的に確認しておきましょう。

ちなみに、この自主経路の際に使う地図ですが、それまで自分が使い込んできた書き込みたっぷりの汚い地図だったり、自主経路用に教習所が用意していた地図だったり、教習所によって異なるようです。

「自主経路に備えてあれこれ調べてメモしておいたら、教習では自分の地図を使わせてもらえなかった」

なんてことも十分ありえます。

その時はその時ですが、テンパらないように気を付けましょう。

 

 

3.教官に不安を打ち明ける

勇気の要ることですが、背に腹は代えられません。

「自主経路が心配すぎてマジで嫌になる!」という方は、教官にフランクにその不安を打ち明けてみましょう。

誰しも、自主経路では多少なりとも不安を感じるものです。

教官だって、時間内に教習所に帰らないといけないのです。

横から必ずヒントを出して、時間内に戻るように導いてくれます。

そして、走り出してから「道が分からない!」「間違えた気がする!」という状況に陥った時も、迷わずその場で教官に相談しましょう。

「じゃあそこに停車して、地図を見てみようか」など、助け舟を出してくれます。

最初に走り出す前に、あらかじめ予告しておいてもいいですね。

「私は大変な方向音痴で、物覚えも最悪なのできっと道を間違えます。」

こんな予告をすれば、教官にも心構えができるというものです。

教官と力を合わせて教習所に帰りましょう。

自主経路と聞くと「絶対に道を間違えないように細心の注意を払おう」と身構えてしまうかもしれませんが、意識しすぎる必要あありません。

自分の経験を信じて、普段通りを意識して自主経路に望みましょう。

 

4.安全第一を意識する

最もやってはいけないことは、違反行為です。

道を間違えたところで死にません。

しかし、安全確認を怠れば事故につながります。

そもそも、今の時代のカーナビは目的地周辺だからと言って案内を投げ出すような真似をしません。

ちゃんと目的地に案内してくれます。

道を間違えても、数秒後には新たな経路を提示して音声案内してくれます。

大丈夫なんです。

教習では、「何らかの事情があってカーナビが使えなかったら、こんな風に運転するんだ」という練習のつもりで臨めば良いのです。

とにかく、安全には気をつけましょう。

 

まとめ

自主経路のコツについてまとめてみましたが、いかがでしょうか。

少しは自主経路への恐怖心が和らいだでしょうか。

この記事を読んでくださった方の中には、すでに一度、あるいは二度三度、自主経路で不合格をもらった方もおられることでしょう。

しかし、一度でも自主経路を受けたことがある方なら、グーグルトリートビューで経路を確認するという方法があります。

本当に画期的です!方向音痴でも、ストリートビューで景色を見ると、何となく道が分かってきたりするものです。

自主経路は、準備をして挑戦していればきっと合格できます。

教官を味方につけて、落ち着いて走りましょう。

 

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