私自身、姑のことが大嫌いです。
今後も付き合っていかなければいけないと思うと、ものすごく気が重くなります。
しかし、どうやっても離婚しない限りは親は親なので、「全く付き合わない」という選択肢を取ることは難しいと思います。
ですか、仲良くはなれなくても、少しでも自分の気が楽になる方法があればいいと思いませんか?
私は、昔に比べると、姑との付き合いが大分楽になりました。
いろんな姑がいますので、皆が皆上手くいく方法ではないと思いますが、私が実践してきた方法を教えていきたいと思います。
※この記事は寄稿です。
姑との距離感が重要
まず、姑とは適度に距離をとる事が大事です。
距離というのは、気持ちの距離です。
以前の私は、姑と仲良くなりたいという気持ちが強すぎて、空回りばかりしていました。
とりあえず、会話を弾ませる必要はありません。
「姑が話したい話を、うんうんと聞いて、聞かれた事にだけ答える」、
意外と難しいのですが、経験上これが1番良いです。
下手に自分の話をしてしまうと、嫁の話なんて姑側からすれば全く興味がないので、神経を逆なでしてしまう可能性があります。
出来るだけ、自分の話は控えましょう。
特に、姑や義妹など義実家家族の苦労話の時は、間違っても自分のことを話してはいけません。
その時、相手はただ「自分達を労わり、敬って欲しい」から話をしているだけにすぎません。
それこそ、嫁の苦労話なんてどうでもいいのです。
姑に気に入られようとし過ぎない
次に、何でも頑張って気にいられようとしすぎない事が重要です。
先回り、先回りして褒められたい気持ちはわかります。
ですが、姑からすれば、嫁は後から入ってきた異物なのです。
異物が、勝手に自分の城を荒らす事をよく思わない姑もいるでしょう。
かつて私は、認められたいがために掃除や片付け、料理と色々頑張っていましが、姑からすれば城を荒らされていた感覚で気分が悪かったですよね。
最初のきっかけは姑からの指示だったのですが、後は指示を受ける前に、先々色んな事をやろうとしたのが裏目に出ました。
とりあえず、「まず姑にお伺いを立てる」か「指示があったことだけを頑張る」、これが1番無難だと思います。
次に、姑の言う事にいちいち腹を立てず、スルースキルを身につける事が大事です。
姑というものは気分で話すので、いちいち腹をたてていては身が持ちません。
歳のせいか、言っていた事が180度変わってしまう事も少なくないでしょう。
年の功から、嫌味だって物凄いと思います。
特に男性には分かりにくい嫌味もあるので、間に受けてプリプリしてしまうと、こちらが不利になるということもありえます。
そういう場合は、出来るだけ気づかないのが1番です。
フリだけで十分で、す。
姑の前だけでも、完全スルーをするのが大事です。
私はまだまだスルースキルが身についていないので、これを極めれば、自分自身がもっと楽になると思います。
姑の愚痴を聞く
次は、姑の愚痴聞きです。
姑から愚痴を聞かされる事は、多いと思います。
そんな時は、姑の愚痴に絶対に否定をせずに、うんうんと聞いてあげましょう。
時には、姑の息子である、あなたの旦那様の愚痴もあるかもしれません。
あなたが旦那様を庇うとご機嫌を損ねるかもしれません。
なので、出来るだけ姑に合わせましょう。
ですが、具体例ではなく抽象的な悪口の場合、例えばですが「不細工」だとか「優しくない」だとか、そういう場合は、姑や義実家を褒めつつ否定するのも大事です。
後、もう一つ大事なのが、姑の悪口に乗るのはいいのですが、絶対に自分の中の旦那様への不満は口にしないでください。
特に、嫁発信の旦那様の愚痴は、姑からしたら物凄く気分が悪いと思います。
普段は、極力旦那様を褒める事に徹してください。
過度なご機嫌取りに注意
それから、姑のご機嫌とりについてですが、あまり過度にご機嫌をとりにいく必要はないでしょう。
私は、ご機嫌をしすぎて失敗しました。
ご機嫌とりをし過ぎてナメられてしまうくらいなら、ご機嫌とりはやめてしまって、言葉使いには気をつけなければいけませんが、なるべく素の自分でいいと思います。
特にサバサバした姑の場合、嫁がご機嫌とりをする女の子らしい部分が目について余計にいびられるという可能性もあるでしょう。
まとめ
最後にまとめさせてもらうとすれば、
- 姑と無理に仲良くなろうとしなくていい
- 姑に認められたいと思わなくていい
- 姑を喜ばせようとしなくていい
- 姑の為に、自分から動かなくていい
- 言われた時以外は何もしない
以上が、嫌いな姑と付き合っていく上で重要だと思うことですね。
これらを決めてから、随分と楽になりました。
冒頭に書いた通り、全ての関係が良くなるというわけではありませんが、現在姑さんと上手くいっていない方や姑さんの事が大嫌いな方は、関係修復とまではいかなくても、考え方一つで自分に余裕がもてるようになるはずです。
そして適度に姑との距離をとることで、影で悪口は言われるのは覚悟の上ですが、直接言われる事も言われる内容も少なくなり、悪化していくという事はないでしょう。
世のお嫁さん、更年期を迎えた姑相手に戦うのは本当に多大な労力が必要です。
そんな時に、支えてくれる方はいますか?
旦那様は、味方ですか?
旦那様にお姑さんの悪口をいうのは気がひけたり、また喧嘩の種になってしまったりとらなかなかストレスの捌け口もないかもしれません。
でも、1人で抱え込まないでください!
これからまだまだ長い人生、ストレスの中で、気が狂ったように生きるなんてもったいないです。
こんな私がおこがましいですが、少しでも、世のお嫁さん達が楽になれる事を願っています。
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