4.マンガよりも表現が多彩
(女性25歳)
◆好きな作品:『NARUTO』
マンガや小説などにはない、映像による動きや色、音楽など複数のものがミックスすることによって、色々なものが表現できます。
色の配色により、服装の細かい部分が明確になり、キャラクターにより濃い性格が溢れ出します。
また、背景の映像と音楽とのコラボレーションで、出てくるキャラクターそれぞれにより感情移入などがしやすいのが非常に魅力的な部分です。
音楽でいえば、オープニングとエンディングがあるのも特徴で、アニメを象徴するものでもあり、特にオープニングはこれから始まるアニメへの期待感も膨らむため、ここも魅力の一つです。
5.手軽に楽しめるから
(男性32歳)
◆好きな作品:『ガンダムシリーズ』
とりあえずテレビかインターネット機器があれば鑑賞できる手軽さが魅力です。
録画再生機器も合わせれば鑑賞するタイミングも自由になりますので、ますます手軽です。
最近では作品数も爆発的に増えてきて供給過多に感じるくらいですから、アニメを観たいけど何もない!なんてこともそうそう起こりません。
足りないのはむしろアニメを観る時間でしょう。
あっという間にストックが溜まり、暇になればすぐにでもアニメ鑑賞に入れる状態です。
6.演者がいないから良い
演者がいないから良い①
(女性33歳)
◆好きな作品:『攻殻機動隊』
心を動かされる仕組みはドラマや実写映画と一緒です。
後ろに俳優さんが透けて見えないので余計なことを考えずに見られる点と、実写でやられたら耐えられないような恥ずかしい描写でも、アニメであれば素直にみられる点が魅力です。
カメラワークが自由自在な点も魅力の一因ではないでしょうか。
実写だとカメラの量が増えれば予算がかさんでいきますが、アニメであれば視点切り替えで予算を食うことはありません。
実写と違って「作画カロリー」という言葉があるくらいなので、画面を動かすためにはお金が必要ですが、最近は動けば傑作というわけでもないですし。
演者がいないから良い②
(男性47歳)
◆好きな作品:『メガゾーン23』
CGが発達したとはいえ、やはり実写では難しい描写や演出、構図などがあります。
この点、アニメのほうが自由度が高く、幅広い表現を実現できることが利点であるかと思います。
実写と絵という違いも、子供のころから慣れ親しんでいれば、違和感もなく物語を楽しめます。
また、実写で中途半端に現実に近づけるよりも、初めから作り物とわかっていることが、物語自体に集中して見れる場合もあります。
そして、実写の場合は出演者の印象が強くなりすぎ、素直に楽しめない場合もあります。
例えば、ドラマである俳優が出ていたとしても、その俳優の今までやってきた他の役柄、TVでしゃべっていたことなどが頭にあると、役柄によけいなイメージがついてしまいます。
この余分な情報が少ない点がアニメでは利点かと考えます。
7.生きる元気をもらえるから
(男性49歳)
◆好きな作品:『一休さん』
アニメは子供の頃から見ていて知らない間にはまっていて今も大好きです。
そのように、子供の時でも大人になっても気軽に楽しめるのも好きで魅力な点です。
子供の頃に見たアニメには史実に近いものもありましたので、歴史の勉強にもなりましたし、アニメなので字だけよりもわかりやすく頭にもよく入りました。
色々なジャンルのアニメがあるので非現実的な物語もあります。
「そんなことがあるはずかないでしょう!」と笑いながら突っ込みを入れて楽しめるのも魅力の1つですね。
あと、テレビで見るアニメは1話完結ではなくある程度連続しているのも多いので、大好きなアニメだと次回が待ち遠しくて仕方ないというのも魅力です。
その楽しみがあるからそれまでの1週間は頑張れる原動力にもなります。
まとめ
アンケートに答えてくださった方々、ありがとうございました。
非現実的な事を観られるという点が、多くのアニメ好きな方々を魅了しているようですね。
また、マンガと違って映像として多彩な表現が可能であることと、キャラクターとマッチした声優の声についても多くの意見が挙がっていました。
アニメを楽しむことが活力につながるという意見からも、アニメの魅力が十分に伝わってきますね。
アニメ業界の今後の発展が楽しみです。
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