今回は、同窓会で格差を感じたことがあるという方10人に対して、
「同窓会でどんな格差を感じましたか?また、感じた格差についてどう思いましたか? 」
というアンケートを実施し、それぞれの経験談を教えて頂きました。
同窓会に対して不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.お金の感覚の違い
(33歳女性)
子供のいる人といない人、仕事でバリバリ稼いでる人とそうでもない人、それぞれお金の感覚が違いました。
一次会は決まった会場で会費制だったので気になりませんでしたが、二次会のお店を決める時に、どのくらいお金をかけられか、またどのくらい遅くまで飲んでいられるかなんかで、かなり温度差があったように感じす。
子供の頃とは違って、同じ学校の同じ設備で遊ぶわけではないので仕方ないですが、卒業してからの時の流れを感じた瞬間でした。
2.地元組と上京組
(32歳女性)
同窓会に参加して格差を感じたことがあります。
私の中学校は田舎で、関東に上京する人のほうが少なく、私も上京組でした。
同窓会が行われたので、帰郷してみたのですが、
上京していない田舎組でしょっちゅう仲良く集まっていたらしいのです。
それもとても寂しいのですが、
田舎という土地柄もあってか、大半が結婚して子供も数人いて、家も車ももっているんです。
ひえー!と思いました。
上京してから賃貸に住むのでさえひーひー言っているのに、すべての幸福を手に入れているかのようで格差を感じました。
3.生活面の格差
(28歳男性)
生活面での格差を感じました。
学生の頃に同窓会に参加した時は、みんなでお金が無いと言いながらハングリーな生活をしていて、煙草も一本を交互に吸いながらとか、缶ビール一本を一緒に飲んだりとお金の無い生活をしていました。
社会人になって参加するときも、みんな相変わらずそんな感じかなと思っていたのですが、いざ久しぶりに会ってみると、有名企業の営業マンだったり会社を作っていたりと、みんなの基準がグンと上がっていて、あの頃と変わらずいたのは自分だけでした。
服装から、何もかもが違うことに大きく格差を感じました。
4.結婚格差
(30歳女性)
私が昨年出席した高校の同窓会で、卒業以来会っていなかった当時クラスで一番太っていた女性の同級生が、当時と同じ体型を変わらず維持しているのにすでに結婚しており、29歳にして5人の子持ちで、「マイホームのローンなどが大変」と語っていました。
それが、彼氏と別れたばかりで30歳近くの私はうらやましく思いました。
私はローンはないし、生活に余裕はないけれど特別困っているわけでもなく、両親もまだいます。
しかし、夫という最高のパートナーや自分の分身の子供がいないので、見た目やスタイルは負けてないのに敗北感を聞いていて感じたのが悲しくて悔しかったです。
5.独身を羨むことも
(26歳女性)
わたしは早くに子どもを産みましたが、同窓会に来たみんなはまだバリバリのキャリアウーマン。
年収も女にしては多い500万とか600万ももらっているとのことでびっくり。
わたしは旦那の給料とパートでギリギリの生活をしていますが、みんなブランド物を身につけてとてもいい匂いがしました。
もちろん子どもを産めて幸せに変わりはないのですが、余裕のある良い生活をしているみんなを見ると、正直羨ましいなと格差を感じてしまいました。
6.おばさん化を実感
(30歳女性)
私は早くに結婚して子供が産まれたのですが、同窓会に行くとほとんどが独身でした。
独身だからか話し言葉が若くてすごく戸惑いました。
私もすっかり家庭に落ち着いたのだなぁと実感。
もしくは、私がおばさん化しているのかと、少しショックな部分もありました。
ですがその反面、大人としてその言葉遣いは無いのでは?とも思い、優位に立てている気もしました。
金銭感覚については、私は家族のことを優先して自分のことを二の次にしてオシャレに気を使う余裕もなかったのですが、独身の同級生達は自分のお給料を自分のために使っていて女磨きに余念がなかったです。
ですが自分には家族が居るので、格差に落ち込んだというよりは、誇れるようなそんな気持ちでいれました。
7.恋愛格差
(25歳女性)
もう結婚して子供もいて幸せそうにしている同級生がいるのに対して、好きな人もおらず異性との関わりすらもほとんどない人がいました。
このままずっと独身でいるつもりなのかなと思いましたが、20代の一番いい時期に恋愛できないのは辛いなと思いました。
もし今後結婚となっても、異性にどう接したらいいのかなどもわからないと思います。
多少外見にも気をつかうことと、会話を続けるコミュニケーション力は必要だなと思いました。
8.未婚者の不安
(30歳男性)
小さな小学校だったので、その同窓会でまわりは皆結婚していて子供もいるので、そんな中に入れなかった事に格差を感じました。
その時は自分だけ恥ずかしく思いました。
早い人では、子供が小学生で自分が小学生の頃に担任だった先生が、自分の子供も担任しているという人もいました。
結婚してない人も婚約予定と聞かされるし。
彼女の話ばかりだし。
早く結婚しろとか彼女つくれとか、それしか言うことないのかよと言いたくなりましたね。
9.人生わからない
(39歳女性)
20年ぶりの同窓会がありました。
私は当時飲食の店長をやっていました。女性店長でバリバリと働いていたので、自分自身やりがいと誇りを持っていたのですが、学生時代に片思いをしていた人が起業して副社長になっていました。
学生時代に告白も出来ず片思いで終わってしまったので、綺麗になって仕事と家事を両立しながら頑張っている姿を見てほしかったのですが、次元が違いすぎました。
後は、他の同級生の友達ですが、学生時代はそこそこ勉強が出来た方でも、仕事が続かずニートをしているという人もいました。
そこにも格差を感じました。
人生って分からないですね。
10.同窓会に行ける人とは
(28歳女性)
大学附属の小学校、中学校を卒業したのですが、集まったメンバーの3分の2が先生と名の付く職業でした。
医者、教師、塾講師など。
そこで聞く集まれなかったメンバーの職業も、マッキンゼーや、日本銀行などとにかく大手。
私はリラクゼーションサロン勤務なんですが、
「誰でも出来る仕事だよね、なんでマッサージなんかにしたの?」
と聞かれる始末で、すごく肩身が狭かったです。
ああいう場に集まるのは、何か誇れる物がある人か、なにも考えていないお気楽な人のどちらかだと思いました。
フリーターの友人が参加しなかった理由が後々になってわかりました。
まとめ
アンケートの結果、多くの方が同窓会で格差を感じるのは、「既婚か否か」という話題のようです。
しかし、未婚の方が既婚の方を羨むことがある一方で、既婚の方が未婚の方を羨むこともあるようです。
「隣の芝は青く見える」ということもあるのかもしれませんね。
また、勤めている企業や学歴についても、同窓会で格差を感じやすい要素のようです。
ですが、同窓会で感じた格差を深く受け止める必要はないでしょう。
同窓生と言っても、他人なわけですからね。
あまり他人と比べることを意識せず、昔の友人たちとの対面を純粋に楽しめるといいですね。
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